磨きすぎていませんか?歯と歯ぐきを守る正しい歯みがき
こんなお悩みありませんか?
ちゃんと歯みがきしているのに、歯がしみる
歯ぐきが下がってきた気がする
磨き残しが気になるから、つい長時間磨いている
そんな悩みを持つ方は少なくありません。
実は、磨きすぎが歯や歯ぐきのトラブルの原因になっていることがあります。
今回は、磨きすぎによるリスクと、
正しい歯みがきの考え方について歯科医の視点から丁寧にお伝えします。
「磨きすぎ」ってどういうこと?
歯みがきは、毎日の口腔ケアの基本ですが、力を入れすぎたり、長時間こすりすぎると、
歯や歯ぐきに小さな傷をつけてしまうことがあります。
実際に診療の現場でも、虫歯や歯周病がないのに「歯がしみる」と訴える患者さんの多くに、
歯ぐきや歯の表面に細かい傷が見られることがあります。
なぜ磨きすぎはよくないのか?
歯ぐきが傷つく
強い力で磨くと、歯ぐきが削られたり、出血したりすることがあります。
これは、歯ぐきが炎症を起こしやすくなるサインです。
歯の表面が削れる
歯の表面(エナメル質)は硬いですが、こすりすぎると摩耗して薄くなり、
その結果、知覚過敏の原因になることがあります。
痛みを虫歯と勘違いする
磨きすぎで出る痛みを「虫歯かも」と思い、
さらに力を入れて磨いてしまう悪循環が起きることもあります。
磨きすぎのサインはこんな項目
以下の項目のうち、ひとつでも当てはまったら要注意です
歯を磨く時間が長い(10分以上)
歯ぐきに出血がある
歯磨き後に歯がしみる
歯ぐきが下がってきた気がする
知覚過敏を感じることがある
歯ブラシの毛先がすぐに開くことが多い
「やさしく磨く」ってどんな磨き方?
磨きすぎを防ぐには、“力を抜く”ことが大切です。
実は、力を入れてゴシゴシこするよりも、
毛先を当てて小さく動かす方が汚れは落ちやすいという考え方があります。
具体的には:
毛先が広がらない程度の力
2~3本分ずつ小刻みに動かす
45度の角度で歯と歯ぐきの境目を意識
といったイメージです。
歯ブラシを箒と同じように!
子供の時、教室の隅を箒(ほうき)で掃除した時を思い出してください。
大きなストロークで何回も掃いても、角の所は埃が残ります。
どうやって掃いていましたか?
小さなストロークで「さっさっ」と掃いたと思います。
そうすると、毛がしなって部屋の角に細かくあたります。
歯ブラシの使い方も箒と同じ。
そうしないと、歯と歯の間に入りません。
いいですか?箒のイメージを忘れないでください。
毛先を走らせる感じです。
補助清掃は “ほどほど” がキーワード
歯間ブラシやフロスは、確かに磨き残しを減らす助けになりますが、
使い方次第では、歯ぐきに負担をかけることもあります。
基本はまず、
正しいブラッシングの力加減を身につけることが大切です。
正しい歯磨きが自然と身につくコツ
① 短時間でもやさしく丁寧に
時間を長くするより、やさしい力で短時間でも質の高い磨き方を続けることが大切です。
② 鏡でチェックしながら
歯と歯ぐきの境目を意識して、やさしく毛先を当ててください。
③ 違和感があれば工夫を
痛みや出血が続くようなら、一度ブラッシングの方法や道具を見直してみましょう。
まとめ
歯みがきは、
「強く磨く=正しく磨けている」
ではありません。
むしろ強い力で磨きすぎることで、歯や歯ぐきを傷つけ、知覚過敏や歯ぐきの後退などのトラブルにつながることがあります。
大切なのは、
- やさしい力
- 小さな動き
- 正しい当て方
この3つを意識することです。
正しい歯みがきは、長く健康なお口を守る基本です。
歯みがきの質”が変わると、毎日の気分や生活の快適さも変わります。
あなたの歯みがきを、もっとやさしく、もっと楽しく。
ハミガク定期便がそのお手伝いをします。


■監修歯科医師

東京歯科大学卒業。東京歯科大学水道橋病院 補綴科にて臨床経験を積み、その後、矢崎歯科医院、永井歯科 分院長として幅広い診療に従事。
三愛病院 歯科口腔外科では非常勤として全身管理を要する患者にも対応し、補綴治療・咬合管理・歯周治療の知見を深める。
これまで診療してきた数多くの患者さまから学んだのは、
「歯を傷つけるのは、怠けではなく“気づけなかったクセ”」という事実でした。
丁寧に磨いているのに痛みが出てしまう。
毎日がんばっているのに、同じ場所だけトラブルが起きてしまう。
そうした悩みを“やさしく解決できる道具をつくりたい”という思いから、ハミガクの歯ブラシ開発・改善プラン監修に携わっています。
「毎日の歯みがきを、もっとやさしく、もっと楽しく」








