歯の磨き方はイロイロ

はじめに
歯みがきは、
同じように見えて、まったく同じではない。
100人の人に
- 同じ歯ブラシを渡す
- 同じ歯磨き粉を渡す
- 同じ磨き方を教える
数年後、
むし歯になる人とならない人が出るでしょう。
歯周病になる人とならない人に分かれるでしょう。
なぜだろう。
人それぞれ、条件が違う
生活習慣が違う。
歯磨きが、
朝だけの人。
夜だけの人。
食事が不定期の人。
性格が違う。
器用な人。
大雑把な人。
心配性で何度も確認する人。
唾液の量が違う。
汚れが付きやすい人。
ほとんど付かない人。
唾液の性質が違う。
サラサラの人。
ネバネバの人。
同じ時間、同じ道具でも、
口の中はまったく別世界。
磨き方は「十人十色」。
(考え・好み・性質などが人によってそれぞれ違うこと)
上手な人は何が違う?
歯みがきが上手な人は、
実は道具にあまり左右されないと思う。
少し磨きにくい歯ブラシでも、上手に磨きます。
どうやったら当たるかを考えている。
角度。
強さ。
順番。
手の動かし方。
“取ろうとしている”。
そこが大きい。
道具の影響はどれくらい?
歯ブラシや歯磨き粉は大切。
でも、
それがすべてではない。
高価な歯ブラシでも、
当たらなければ意味がない。
逆に、
シンプルな歯ブラシでも、
意識して磨けば結果は出る。
「弘法筆を選ばず」
(真の達人は道具に頼らずとも優れた成果を出せる)
100万円のバットを使えば、みんなホームランが打てる?
そうではない。
道具だけではない。
主役は、使う人。
歯みがきは生活の一部
お風呂。
トイレ。
手洗い。
歯みがき。
特別な行為ではない。
健康でいるために、
毎日、知らずにやっていること。
完璧な入浴
完璧な手洗い
完璧な歯みがき
「出来ている」という人はいると思いますが、
そもそも完璧はありません。
作家の立花隆さんが、
「介護と育児は終わりがありません。」
と言いました。
毎日続けるのなら、ほどほどでいいのです。
歯みがきしなかった!!どうしよう?
ではなく、また次の日やれば大丈夫です。
同じでなくていい
同じ時間。
同じ回数。
同じ磨き方。
そんな正解はない。
1日1回でも虫歯にならない人がいる。
1日3回でも雑な人もいる。
大切なのは、
自分に合ったやり方を見つけること。
比べなくていい
あの人は上手だなぁ…。
私は下手だなぁ…。
ピカソや岡本太郎が、そんなことを考えたでしょうか?
他人と比べなくていい。
そんなこと考えなくていい。
歯みがきは、
自分の口の中の話。
とても個性的な世界。
磨けているか分からなければ、
歯医者に相談してみるのもいい。
ハミガク的まとめ
歯みがきの技術は、
誰かの正解を真似することではない。
自分の生活の中で、
無理なく続けられる形を見つけること。
毎日少しずつ。
大袈裟でなく、静かに。
歯みがきは、
派手ではないけれど、
確実に未来を作っている。
不安がある人は、色々試してみましょう。
その中に、答えがあるかもしれません。

■監修歯科医師

東京歯科大学卒業。東京歯科大学水道橋病院 補綴科にて臨床経験を積み、その後、矢崎歯科医院、永井歯科 分院長として幅広い診療に従事。
三愛病院 歯科口腔外科では非常勤として全身管理を要する患者にも対応し、補綴治療・咬合管理・歯周治療の知見を深める。
これまで診療してきた数多くの患者さまから学んだのは、
「歯を傷つけるのは、怠けではなく“気づけなかったクセ”」という事実でした。
丁寧に磨いているのに痛みが出てしまう。
毎日がんばっているのに、同じ場所だけトラブルが起きてしまう。
そうした悩みを“やさしく解決できる道具をつくりたい”という思いから、ハミガクの歯ブラシ開発・改善プラン監修に携わっています。
「毎日の歯みがきを、もっとやさしく、もっと楽しく」







